鍼灸院を開業しようと思ったきっかけは?
野球をやっていて、昔から体のメンテナンスに興味がありました。一度は一般企業に就職しましたが、やはり鍼灸師になりたいという思いが強く、8年越しで専門学校に入学しました。
4年前、勉強のために勤めていた鍼灸院を退職して地元の福岡に戻った時、福岡市が「創業応援塾」の受講生を募集していることを知りました。いつかは開業したいと思っていましたので、創業について学ぶチャンスだと思い、思い切って参加しました。
創業応援塾で半年程経営について学んだ後、市の創業支援対象者となったこともあって、平成28年3月に「マナブ鍼灸院」を開業しました。
なぜ六本松商店連合会に出店したのですか?
以前,大濠近辺で仕事をしていたこともあり、六本松にはよく足を運んでいました。開業前に「あ・きてん福岡」を見ながら、どこに出店しようかと悩みましたが、せっかくならば縁のある街で開業しようと思い、六本松に決めました。
私が開業した時期は、ちょうど九州大学六本松キャンパス跡地の再開発の最中で、六本松は、これから新しく生まれ変わる街でした。変化していく街の方が、色々と勝負できるのではないかという期待もありましたね。
あ・きてん福岡を利用してみてどうでしたか?
実は、今もよく利用しています。「あ・きてん福岡」は、すごく物件が探しやすいんです。開業してみて実感したことですが、経営には店舗の立地が重要です。
店舗検索用のホームページは,通常、金額や条件で一覧になっていることが多いですが、「あ・きてん福岡」は地図上で物件が探せるし、そこに商店街などの地域の情報も入っているので、とても役立っています。
商店街に出店する魅力はなんでしょうか?
頼れる人が身近にいるということでしょうか。商店街の方は私と同じ経営者ですから、困ったときには相談にのってくれます。また、地元出身の方も多くいらっしゃいますし、六本松に住んでいない私にとっては地域情報の収集元でもあります。商店街は、地域と私をつないでくれる存在だと感じています。
商店街での活動はいかがですか?
商店街の方は、どうしたら、地域がよくなるのかをとても熱心に考えています。それは本当にすばらしいことだと感じます。
六本松商店連合会では、バルウォークという食べ飲み歩きイベントを定期的に開催しているのですが、私も裏方としてお手伝いをしています。今後はもっと、商店街活動に参加できればと思っています。