宅建協会(加藤龍雄会長)は令和4 年10月10日、防犯・防災イベント「よか街福岡」をJR 博多駅前広場で開催しました。
このイベントは私たちの暮らす街福岡が安心・安全でより住みやすい街へ発展していくことを希求し、社会貢献事業の一環として、福岡県、福岡市との共催、国土交通省、福岡県警察、九州旅客鉄道(株)、子ども・女性安心安全ネットワークふくおかの後援を受け企画されました。
3年ぶりの開催となった今回は「日本一安心・安全なまちづくりを目指して」をテーマに、入場前の検温、マスクの着用などの感染症対策を講じたうえで開催されました。
オープニングアクトでは、太宰府まほろば衆が壮大な音楽とともに豪快に演舞を行い、大いに会場を盛り上げました。
開会セレモニーでは、鶴田担当副会長の開会宣言、加藤会長の代表挨拶の後、来賓として福岡県人づくり・県民生活部生活安全課長 相野憲一氏、福岡市市民局理事 大庭英次氏、福岡県警察本部生活安全部生活安全総務課長 柿坂太氏、九州旅客鉄道(株)博多駅長 鐘ヶ江理恵氏にご挨拶いただきました。また、セレモニー終了後には防犯ブザー寄贈式を行いました。
ステージイベントでは、中西久美氏によるポップス、「yesterday trace」によるジャズの演奏、「福岡市消防音楽隊」「福岡県警察音楽隊」による息の合ったカラーガードの演技と演奏、安田勝竜氏による大迫力の三味線ライブが行われました。
トークイベントでは、「前田有紀と語るよかまち福岡~地域にアイと安全を~」と題して、NPO 法人 安全・安心サポートセンター理事長の渡邊達也氏と元テレビ朝日アナウンサーで、現在はフラワーアーティストとして活躍している前田有紀氏が「地域社会と安全安心」についてトークし、地域社会全体で安全・安心な街づくりをおこなって欲しいと来場者に訴えました。次に、テレビ番組「うどんMAP」で大人気の岡澤アキラ氏によるトークステージでは、福岡の好きなところや福岡の衝撃を受けたうどん屋についてのトークなどで会場は大盛り上がりでした。
福岡県警のキャラクターであるふっけい君と防犯について学ぶ「ふっけい君と学ぶ防犯ステージ」では、防犯についてのクイズを元気いっぱいに答える子どもたちが印象的でした。また、福岡の魅力などを対話形式で紹介する「移住者トークショー」では、久留米市に本拠地を置く女子ラグビーチーム「ナナイロプリズム福岡」の伊礼門選手、小笹選手がパネラーとして登壇し、福岡の魅力やラグビーについて熱く語りました。
会場内では本会を含め8 つのブースが出展したほか、免震装置の有無で地震の揺れがどれほど変わるのかを体験できる免震体験車や、子どもたちが白バイに乗り写真撮影ができるブースを設置するなど、実際に体験しながら防犯・防災について学ぶことができる催しを行いました。
さらに、「教え合いましょ♡福岡のイイトコ」と題した来場者参加型企画を実施しました。この企画は、来場者が用紙に福岡のおすすめスポット等を記入し、巨大ボードに掲出することにより、福岡の魅力を再確認できるものとなっています。参加者には、協会オリジナル防犯ブザーを含むノベルティグッズと、久留米市に本社を構える丸永製菓の人気商品「あいすまんじゅう」「おとぼけくん」などをプレゼントしました。
三連休の最終日ということもあり、多くの来場者が訪れ、来場者からは「楽しく防犯・防災について学べました。」「3 年ぶりのよか街福岡を楽しみに待っていました。」と言った声が多く寄せられました。